🌿 私が Quiet Step をつくった理由
それは、“誰にも理解されなかった痛み” を抱えた女性が
ひとりで泣き続けなくていい場所を作りたかったからです。
私は長く、夫のモラハラに苦しみました。
外では良い人、家では怒り・無視・ため息・否定。
子どもたちもその空気に怯え、
家庭はいつも緊張で張りつめていました。
限界を越えた私は、
子どもを連れて家を出ました。
そこからは、
誰も助けてくれない“現実との戦い”が始まりました。
ひとりで子育てをしながら、
ひとりで離婚調停に立ち向かったのです。
🌿 弁護士がいても “足りなかった” 理由
最初は弁護士を頼りました。
でも気づいたんです。
弁護士は法律の専門家であり、
モラハラの専門家ではない。
・モラハラの地獄を体験していない
・加害者の特徴を知らない
・被害者の心の状態を理解していない
・調停で何が有利になるか、実践的なことは知らない
そしてなにより、
「弁護士に任せても、モラハラ加害者の本質は変わらない」
ということ。
調停を8年間続けてきて学んだのは、
“現場を一番知っているのは、当事者である私たち女性自身だ”
という事実でした。
🌿 調停で有利になる方法は、経験者にしかわからない
私は長い調停の中で、
どんな言動が残すべき証拠になるのか、
どんな書類が強く働くのか、
どう振る舞うと加害者の本性が浮き彫りになるのか、
——すべて、身をもって理解しました。
これは本や法律では学べません。
同じ経験をした女性だけが知っている「生きた知恵」です。
Quiet Step では、
その知恵を共有しながら、
「自分で考え、選べる女性」になれるような
支え合いの場をつくりたいと思っています。
🌿 女性を苦しめる“見えないジェンダー差別”
私は大学卒業後、正社員として働いていました。
子どもが生まれて時短勤務になると、
夫との“見えない格差”が急に生まれました。
「時短なんだから仕事してるうちに入らない」
「俺より稼いでない癖に」
そんな言葉を浴び続ける日々。
制度は整っているのに、
人々のマインドはまだ追いついていない。
これが、今も多くの女性を苦しめています。
🌿 Quiet Step は、“ただ寄り添うだけの場所” ではありません
もちろん、心を休める場所でもあります。
でも Quiet Step はそれだけではありません。
ここは…
- モラハラから逃れたい人
- 家を出るか悩んでいる人
- すでに別居し今後どうするか迷っている人
- 弁護士に相談しても理解されなくて苦しんでいる人
そんな女性たちが、
現実的にどう動けば人生を変えられるか を
一緒に考えていく場所です。
知識だけでも、
感情だけでも、足りない。
両方を満たせる場所が Quiet Step です。
🌿 経験者だからこそ伝えたいこと
あなたは悪くない。
あなたは弱くない。
あなたの苦しみは本物です。
そして、あなたの未来は
今より必ず明るいものに変えられます。
Quiet Step は、
あなたが自分の人生を取り戻すための
“静かで力強い一歩” を踏み出す場所。
ここで出会う仲間たちが、
きっとあなたに勇気をくれるはずです。
🌙 凜花より
ひとりで耐えなくていいよ。
あなたの人生は、あなたが自分の手で選んでいいんだよ。
Quiet Step で一緒に歩いていこう。