――メンタルが限界でも、これだけは動いた
別居を決めた直後の私は、
冷静でも、前向きでもありませんでした。
正直、頭の中はぐちゃぐちゃで、
感情もボロボロでした。
それでも、
「あとで後悔しないために、今できることだけはやろう」
そう思って、必死に動いていました。
ここからは、
私が実際にやったことを、できるだけ具体的に書きます。
※これは法律的なアドバイスではありません。
あくまで「私の場合、こう動いた」という記録です。
① 証拠になりそうなものは、すべて残す
同居中、夫のモラハラは日常的でした。
特に長男への言動が厳しく、
長男は常に強いストレスを抱えていました。
私は、
・暴言
・高圧的な態度
そういった場面があると、こっそり動画を回して記録していました。
ただ、動画はスマホの容量を圧迫します。
そこで私は、SNSの裏アカウントを作りました
(私の場合はFacebookでした)。
そこに、
- 動画
- 当時の状況
- 何が起きていたか
を時系列で書き留めました。
写真や動画がない日も、
「裏日記」のように、言われたこと・起きたことを文章で記録しました。
ポイントは、
感情よりも 状況の描写を多めに、なるべく客観的に 書くことです。
別居後も、
夫から言われたことを思い出す限り書き足しました。
これは、あとから裁判になったとき、
「当時の記録」として役に立ちました。
② お金に関する情報は、見つけたら必ず控える
これは本当に重要でした。
- 相手名義の銀行口座の
・支店名
・口座番号 - 給与明細
- 保険の証書
- 引き落とし明細
私は、見つけたものは 片っ端から写真に撮りました。
通帳そのものが見つからなくても、
引き落とし明細などから情報は拾えます。
「どれが大事か分からない」
それで大丈夫です。
迷ったら、全部残す。
あとで「これは不要だった」と思うことはあっても、
「残しておけばよかった」と思う方が、ずっとつらいです。
③ LINEのトーク履歴を保存する
LINEのやり取りも、立派な記録になります。
トーク画面右上の三本線から
「設定」→「トーク履歴を送信」を選ぶと、
やり取りをデータとして保存できます。
これも、できるだけ早い段階でやっておくと安心です。
④ 子どもの意思を、きちんと受け止める
夏休み中、いわゆる「お試し別居」をしていました。
新学期が近づいた頃、
長男に「どうする?」と聞いたとき、
とてもつらそうな表情で、こう言いました。
「転校してもいい。お父ちゃんと暮らしたくない」
その言葉を聞いて、
これは母として、動かなければいけないと思いました。
⑤ 会社に正直に話し、有休を取る
次の日の朝、会社に電話をしました。
「人生の緊急事態です」
そう伝えて、事情を正直に話しました。
幸い、私が関わるアポイントが入っていない日で、
有休を承諾してもらえました。
これは本当に運もありましたが、
一人で抱え込まず、言葉にすることが大事だったと思います。
⑥ 役所・女性相談窓口に行く
その日のうちに、
自宅のある市の役所へ行き、女性相談窓口で経緯を話しました。
そこから、
- 弁護士の紹介
- 警察
- 児童相談所
にも相談した方がよいとアドバイスを受けました。
※あとから振り返ると、
弁護士選びは人任せにせず、
自分でも考える余地があったな、と感じています。
⑦ 学校に事情をすべて伝える
その後、息子の通っていた小学校へ連絡し、
校長先生・教頭先生と面談しました。
- 家庭の状況
- 父親の言動
- 子どもの情緒不安定さ
- 本人が転校を望んでいること
包み隠さず、すべて話しました。
校長先生は、その場で転校の手続きを進めてくださいました。
⑧ 荷物は「少しずつ・確実に」動かす
習い事には退会の連絡をし、
スーパーでもらった段ボールに、
- 子どもの服
- 学用品
- ランドセル
- マイナンバー通知カード
- パスポート(夫の分は残す)
- 保険証書などの重要書類
- 教科書
詰められるだけ詰めて、
宅急便で実家へ送付しました。
翌日も有休を取り、
夫が仕事で不在の時間帯に、
友人にも来てもらって荷物をまとめました。
段階的に、確実に。
そうしていた3日目、
家の鍵を変えられてしまいました。
ここまでが、
「別居を決めた直後に、私が実際にやったこと」です。
今振り返っても、
完璧な判断だったとは思いません。
でもあの時の私は、
自分と子どもを守るために、できる限りの行動をしていました。
それで十分だったと、今は思っています。
次の記事では
次は、
- 鍵を変えられた後、どうなったか
- そこで感じた恐怖と現実
- 「想定していなかった事態」にどう向き合ったか
について書こうと思っています。

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